30代後半の覚束ない子育てを記録する

30代後半。妊活を経て子育て中です。

生後47日。

区の一か月健診も終わり(だいぶ前ですが)、ぼちぼちいなこ(仮名)とも外出を始め、なんとなく日々は過ぎていきます。

 

母乳が足りてない

健診で、1日当たりの体重増加が25gなので少し母乳が足りていないのでは?と言われてしまいました。一応の基準は25~30g/1日なのでギリギリではありますが、生まれた時に3220gだったのに1か月健診で4キロ超えず、確かにそんなにぷくぷくしていないのは気になっていたのでミルクを足すことに。助産師さんに「お顔がすっきりした赤ちゃんですね」と言われた時は褒め言葉かしら位に思ったのですがそうではなく「体重がちゃんと増えて無さそうな赤ちゃんですね」ということだったようで。

これまでは基本欲しそうな時に母乳(最近は減ってきましたが1か月になる間は毎時間の授乳になることも)、お昼過ぎと夜1時頃にそれぞれミルク120(生後2週間半ば位まではミルク80)をあげていましたが、母乳は気付くと40分位くわえている事もありちゃんと飲めていない疑惑もありました。

健診後は母乳を左右各10分後にミルクを60位足す感じで。・・・とは言っても母乳のあと続けてミルクを飲ませると吐き戻しが多い気がします。大丈夫なのかな。今週、区の保健師相談があるので質問するつもりです。

 

内祝いの手配

ありがたいことにお祝いを沢山頂き、その内祝いの手配がだいたい終わりました。頂いたものの3~5割のお返しとのことですが、オットのことだから5~8割返しにするとか言うのかなぁとげんなりしていましたが今回は数も多いせいか3割位でいいと言ってくれたのでほっとしました。1万円位の物を頂いた場合、虎屋の2,800円位の羊羹詰め合わせかFeveというところの豆菓子を。また、親戚には写真付きの出産報告葉書を出しました。自分の親の兄弟はお正月ですら会う事はほとんど無いので、お祝い頂いたのにいなこを会わせる機会も無いですし。(とは言っても個別に会いにいく程の仲でもない。。)

 

背中が痛い

横たわる時、立ち上がる時、歩いている時に背中が痛くて最初は頸椎とかにひびでも入ったのでは?と思う位の痛みが。寝ていて起き上がる時に「ここで無理して起き上がったら何か良くないこと(折れるとか)が骨に起こる」と思う位には痛かったのです。顔の向きを変えるのも痛くて出来ないので、母乳をあげている最中にいなこの顔をのぞき込むことが出来なかったり、ちょっと視界からはずれた場所にある時計を見れないので授乳の時間を計れなかったり。いなこが泣いても体が痛すぎて抱き上げるのがきつく泣きそうになったり(無理矢理ミルクを飲ませて寝かせることでできるだけ抱っこ回避)、脂汗が出る中、じりじりと少しずつ体の向きを変えて10分以上かけて起き上がるという日が2日続いたため、人生初の整体に行きました。絶対骨が悪いんだと思いましたが背中の筋肉を傷めているのだそう。1回行っただけでだいぶ良くなりました。今後毎週土曜日に整体を受けます。ついでに骨盤矯正も。

 

便秘とかうんちの話

恐らくいなこは便秘気味なので2日出ないこともざら。そんな時は抱っこ紐でお散歩を1~2時間すると早いとそのお散歩中、遅くとも数時間後には大量のブツが出ます。先日はオットと3人でぶらぶら散歩し、オープンしたばかりの個人経営のカフェに立ち寄り、マスターとその奥様とお喋りしていたところ、いなこがぐずりました。その時まだオーダーしたコーヒーは出ておらず、いなこはオットが抱っこ中。母乳を飲んだ後、3時間経っていたのにその時夫婦で気付いて(ダメですね。。)いなこ~コーヒー飲んだら家に帰るよ~と体を触ろうとした私、オットの緑色のポロシャツに黄色い部分がある事を発見。いなこに漏らさせてしまいました。オープンして1ヶ月のきれいな店内、他にお客さんが一人いる中で「赤ちゃんがうんちしてオムツから漏れてました」とマスターに告げるのは申し訳ない気がして、しかし便秘後の放出は量が凄まじいこともありそそくさとカフェのトイレにいなこと入ったオット。ちょっと時間はかかりましたがトイレを汚すことなくいなこもキレイにしてオムツ替えをしてくれました。少々トイレのスペースが厳しかったので着替えはできませんでしたがオムツの足の部分からの漏れだったためまだ肌着は軽傷でした(背中漏れよりは)。カフェの奥様は元保育士だそうでしきりに抱っこしてくれようとしていたのですが、オムツ漏れがバレる+肌着ちょっと汚れてるために抱っこしたそうにしていることに全く気付かない夫婦を装ってそそくさとカフェを出ました。おむつ替えシートとかオムツ持ち帰るためのビニールはホントに必需品です。便秘→散歩→大放出は何度か経験していたのですが、散歩中大放出はこの日が初めてだったのでとても焦りました。カフェに入る前は家に帰ってから更にお腹マッサージで出すぞと意気込んでいたのですが。。

 

授乳中、ぼーっと眺めるのにオリンピックが良い感じです。

 

新生児卒業

いなこも生後1ヶ月となりました。病院の1ヶ月健診は明日ですが、明らかに重くなり、沐浴の時腕がおかしくなりそうです。めでたいことです。

金曜日で母も自宅に帰ってしまい、これからが戦いです。いなこのお世話はともかく、家事はどうなるんだろう。

この1ヶ月であったこと
オムツかぶれ
退院して一週間位でおしりの肌が赤くてちょっと肌が固くなったような感じになりました。いなこは特に痛がる気配はなかったですが、慌てておしりふきをやめてコットン+水に変更。2日位で気にならなくなりました。オットが家にいるときは結構オムツ替えしてくれるのです。が、ちょっと拭き方がゴシゴシって感じで、あまり横から指導すると煩がるしさてどうしたものかと思っていた矢先のお尻の赤みだったため、大袈裟に騒いでみたところ「自分の拭き方が悪かったのかも」という言葉を引き出しました。オットのせいというよりおしりふきが合わないんだと思いますが。

白斑
乳首に白い点が。ちぎれていたり、傷があるわけでもないのにいなこに吸われるとチリチリッと痛みがあり、調べてみたら白斑というものっぽいです。吸われ初めだけが痛いので授乳には問題無く、胸が張ってるわけでもないしどうしたものか。ネットにも色々解決法は出てますが明日の健診で聞いてきます。

便秘
いなこの便秘疑惑。1ヶ月過ぎるとうんちの回数も減るみたいですが、数日前に一度もうんちの出ない日がありました。お腹にのの字のマッサージしたり足をイチニ、イチニとお腹につけたりしてみても反応無し。おっぱいもあまり飲まずずーっと寝てるという1日でした。翌日には元通りだったのでなんだったのか…。うんちの時のオムツ替え、ちょっとやだなぁとそれまでは思ってたんですが、この日以降はうんちが出てると嬉しい気分。オットが仕事から帰ってきて、最初の話題はうんちです。そのうち綿棒浣腸する日もくるんでしょうが、まだ勇気が。そして一昨日は初の背中漏れを体験。

頬杖
最初は気にしてなかったのですが、どうもいなこは授乳中に頬杖をついています。腕が曲がってて痛いかなと、いなこの腕を動かそうとしたけど彼女の飲みやすい姿勢に頬杖が組み込まれているようで動かず。かわいいです。

写真共有アプリ
「みてね」というアプリを入れて、夫婦、両方の母親(いなこの祖母)、ついでに私の兄がいなこの写真、動画を共有できるようにしました。複雑な機能もないので良いです。定期的に写真をLINEで送らないと、というプレッシャーもなくなりました。それぞれの人がログインした時間が確認できるので、私の義母が頻繁にログインしているのを見ては(写真アップしないとというプレッシャーとともに)癒されています。

出産エピソード追加
オットと昨夜話していて判明したこと。私の陣痛間隔は30秒とか1分とかには結局ならず、MAXで2分間隔だったそうです。オットがモニター見ていたそうで。どうりでいきむべきタイミングがなかなか来ないと思った…。陣痛自体少し弱まっていたのか、間隔も長いせいでタイミングが分からず、「あんまり休んでると怠けてると思われるからそろそろいきまないと」という感じだったな、とイマサラ思いました。

義実家の面々がやって来た
義妹からは可愛いお洋服を頂く。洋服って、値段調べにくくてお返しに悩む。義母は以前、母乳で育てると素直な良い子が発言をして私をげんなりさせてくれましたが、今回は布オムツで育てると情緒の安定した良い子が、だそうです。昔はよっぽど情緒の安定した素直な子が多かったのでしょうね…。今回、義妹が「昔とは子育ても違うんだよ」とどうも義母を制してくれているようでした。

元職場の同僚が来てくれる
先輩と後輩、3人で来てくれました。仕事離れてもう2年経つので共通の話題が少なくなっちゃいましたが楽しい時間でした。プチバトーのお洋服と、後輩からは金券を頂く。後輩が出産したときはお祝いに5000円+スタイをこちらは贈ったのに今回一万円分の金券頂いてしまい恐縮というかちょっと恥ずかしくなりました。当時けちったつもりもなかったんだけど。お返しはちゃんとしよう。
いなこはちょっとぐずったけどぎゃん泣きはなく、良い子にしてくれました。赤ちゃんとともにお客様を迎えるのは緊張します。

明日は健診。だっこ紐を使っての初めての外出となります。帰りにお茶できたら嬉しいなぁ。

出産後の入院生活まとめ

私が出産・入院していた病院は母子同室、母乳育児推進のところでした。そういう病院を敢えて選んだわけではなく、家から近くてNICUがある病院、と思ったらそこだったというのが病院選択の理由なので正直ミルクでも(出るなら)母乳でもどっちでもいいけど母乳育児は大変そうだなぁという気持ちでした。

入院の案内には夜間授乳はできるだけ授乳室で、と記載されていたので毎晩毎晩、面倒だけど律儀に1、2時間おきに授乳室へ移動。と言うかなんとなく昼間も授乳室へ。しかしいつも授乳室にいるママの顔ぶれが同じ(=大半が恐らく病室内で授乳している)ことに退院前日位に気づく。そうなのです、無駄なところで生真面目なのです。

常に授乳室にいる私、完全母乳育児を目指す人と思われたようで熱心な指導を助産師から受ける。混合でいくつもりだったがミルクの作り方を教えてもらえたのは出産後4日経った頃。教えてくれとはずっといい続けていたのだが、助産師「まずは母乳飲ませてから」→「(授乳前と後で赤子の体重はかって)結構飲んだから今回はミルクいらないですね」の繰り返しだったのです。そして赤子はミルクあまり飲まず。

授乳室はみな乳まるだし、長めパジャマ(上)のみを着て、授乳しやすいよう片足を小さい台に乗せているためだいたいの人がパンツ見えてる。明け方はうつらうつら目を閉じながら授乳してる人も多い。授乳室で和やかな会話なんてものは一切無くみな空を見つめて赤子に乳を吸わせていた。私も。

パジャマは病院のレンタルを使用。シャワー浴びる時に替えのパジャマ下さいとナースステーションに行くのだが、看護師さんも「パジャマのズボン、いる?」と聞いてくるのでなんとなく要りません、と答えてしまう。帝王切開ではないしお腹にゴムが当たるの痛くはないのだけど、ズボンをはく体勢が微妙に辛かった。えいんが。

点滴失敗によるアザがすごく大きく痛みもあり、どの助産師さんも会話するとアザに気づいて謝ってくれた。なんとなく、「大変な思いをした」分かりやすい印っぽくて本人的には満更でもない感じだったので謝られなくても問題無かったのだが。ちなみにこのアザ、今も残ってる。

病院で、お産用セットとして配布されたグッズ(産褥パッド、産褥ショーツ、おしり拭き)では足りず、売店で購入。おしり拭き1パック600円位して驚いた。家から持っていけば良かった。

週数や体重によるのだと思うが、ほにゃあほにゃあと泣く赤ちゃんは赤ちゃんらしくてとても可愛い。我が子はどこの部位も大きめ、予定日オーバーのせいかあーいあーいと大声で絶叫するように泣くのでちょっと辛かった。

妊婦向け母親学級の沐浴見学と、退院するママ向け沐浴見学にそれぞれモデルとしてご指名を受ける。一応親として浮き足だつべきかと思いオットと少しはしゃいでみた。母親学級ではパジャマ(上)だけのボロボロの姿で妊婦相手に出産について語るという謎の大役を急遽指名されて偉そうに話してきた。

個室なのである程度テレビもラジオも自由にできた。入院中ラジオのアプリを急遽いれて音楽を聞いていたが、アプリ説明ではJPOPと書いてあるのにどうも選曲が古め。演歌ばかりが流れているタイミングで病室に助産師が話に来て、気まずい思いで会話していたが、最後に24時間戦えますかのユンケルの曲が流れた時に助産師がたまらず「さっきから渋いの聴いてますね」と突っ込んできた。変な汗がでた。

入院時に海老かにアレルギーについては話しており、エキス、粉程度でも気道狭窄が起きるから全て禁止で、という話をしていたが入院2日目に疑わしきもの(カニカマ)がでる。看護師さんに伝えたところ、ちゃんやってるはずだからカニエキスは入ってないはずと言われるが、翌日のご飯からメニュー表の禁止欄にかにアレルギー、海老アレルギーと印字されてきた。最初禁止欄空欄だったぞ、ちゃんとやってないじゃないか…とモヤモヤ。

退院の日は母が買ってくれたベビードレスを着せる。そして自宅に帰って一週間経った頃、そう言えばベビードレス着た赤子の写真も、私とオットと赤子の3人での写真もいまだに撮ってないことに気づく。退院はバタバタです。

というわけで退院からだいぶ経ちました。母が来てくれていますが、長く別に暮らしている母との同居生活はなかなか大変です。

生後8日目 眠いです。出産振り返り。

6月21日に出産し、その日を生後0日と数えるようなので今日は生後8日目。眠いです。後で自分で読み返して楽しむためにも振り返り。

 

6月18日

オットが会社のフットサルに行きたいと言いだし、私も面倒になったので勝手にしろと送りだし。当てつけにオットが帰宅する時間を見計らって近所をぐるぐると散歩、オットからの着信を無視するなどしてみる。散歩中、お腹の痛みが結構短い間隔でくるようになったのでオットが帰宅後夕食を食べてから陣痛アプリで計測。10分間隔になったり6分間隔になったり、、だったので念のため病院へ電話。10分間隔ならまだ来るなという感じだけど10分切ることもあるのなら、ということで病院へ来て良いというお返事。タクシーで病院へ。23時頃分娩室に通され、分娩台に乗って陣痛間隔が分かるらしいモニターを付けたところ、9分間隔。隣の分娩室からは出産中の方の叫び声が聞こえてくる。

 

6月19日

早朝4時に再度モニター。4.~6分間隔になっているが子宮口はまだ1センチ程とのこと。この時間もやはり(おそらく別の)出産中の方の叫び声を聞く。その後、陣痛をカウントする以外することもなく、食欲もなく、ベッドの上で痛みと戦う1日。お昼11時頃に再度モニター。なんと陣痛は10~15分間隔と間延びする。でも自分で計るとたまに3分間隔とかになっていることもある。夜に再度モニター。8分間隔。子宮口のチェックもなく、病室へ戻される。モニターで計測するたびに出産の叫び声を聞く。

6月20日

お昼頃モニター。オットも同席。モニターでは陣痛と胎児の心拍が折れ線グラフのようになっている、ということをオットが確認(私の位置からはモニターが見えない)。私痛がっている時に、陣痛のグラフはぐぐっと動く事もあるけど動かないこともある、という驚きの報告。陣痛のタイミングで胎児の心拍が落ちていることがあるので、そろそろ出さないと危ない、というお話。陣痛間隔が相変わらず10分だったりするが、この間隔がもっと狭くなった時に胎児が更に苦しい+3日間陣痛を感じてる私の体力もあるので翌日産んじゃいましょう、ということになる。陣痛促進剤を使うが、帝王切開に切り替える可能性もあり。本人の感じる陣痛とモニターで示す陣痛が違うようだが、と質問するとグラフには出ないけれども、子宮口を開く作用はする程度の陣痛だったのでしょうとのこと。この時子宮口4センチ。オットも一緒にそれらの説明を聞く。

6月21日

帝王切開の可能性もあるので朝から禁飲食。前夜に担当看護師から8時頃に分娩棟に荷物持って行くという話は聞いていたが、当日も看護師に呼ばれて行くのだろう、、と思っていたけどなかなかお迎えが来ず。勝手に行けばいいのか?と言われた荷物だけ持って分娩棟に。

陣痛室に通される。相部屋で既にもう1つのベッドでは陣痛と戦っている方がいらっしゃる。カーテンで仕切られているのでよく分からないが、だんなさんも一緒にいる模様。そういえばオットは午前中仕事で外出らしいが何時に病院に来るつもりなのだろう、とぼんやり考える。

この後は分娩台にあがるまで時計が無かったので時間は不明。とにかく痛い。会社の後輩から言われた「息を鼻から吸って、口から長く吐く」だけに集中。痛みと戦いながらも、確実に自分の呼吸が上達していくことを感じる。お隣の女性からは痛い痛いと辛そうな声。私は呼吸法に忙しく、声を出す余裕はない。入れ替わりやってくる助産師さん達にも呼吸上手いと褒められた。しかし痛い。促進剤を使っているので点滴している腕を曲げるなと注意されるが、痛みに耐える時にベッドのバーを握りたくて、でも握ると腕が上がってしまうからダメと注意され、で地味に辛かった。

ところで私、18日の時点で便秘4日目。21日で1週間便秘状態だったため、陣痛中のうんち出てしまう感がすごい。最初は恥ずかしくて黙って耐えていたが、途中からなりふり構っていられずトイレに行かせてくれと訴えるが「それは多分赤ちゃんよ~」と宥められる。痛みがマックスの時に子宮口が9センチ、というところまで来て、助産師さんから「だんなさんいつくるの」と聞かれる。内心、知らねーよ、立ち合いとかどーでもいーよ、と思いつつお昼頃ですかねと答えると「もう生まれちゃうから連絡したら」と鬼の言葉。この痛い中連絡。。スマホは病室に置きっぱなしですけども。。と絶句しているとそばにいたお医者さんが「痛くてそれどころじゃないですよね」と助け船。それを聞いて助産師さんが「じゃあ私が電話してみましょう」と言うものの、その次の句は「だんなさんの電話番号は?」。そちらに預けてる母子手帳にも立ち合い希望の書類にもオットの電話番号書いたじゃないかと思いつつ、すいません暗記してません、と答える。

そろそろ痛みマックス。本当にいるのかしら、と思いながら荷物に入れていたテニスボールを助産師さんがバッグの中から発見してくれ、肛門?をぐいっと押される。だいぶ違う。早くこれやって欲しかったと思ったけど、これは痛みが頂上まで来てる時に初めてやってのこと、なのかもしれない。その直後にオットが陣痛室へ。テニスボールを助産師と交代。・・・残念ながらテニスボールの威力半減。彼なりに頑張ってはいるのだがプルプルと腕が震えてしまったり押す前に一度引いてしまうので(引かずにひたすら押し続けてもらいたい)舌打ちしたい気分。そうじゃないとかもっと上とか、片言でクレームを出す。相変わらず呼吸が上手いと言われるが、隣の女性のように騒いだ方が分娩室に早く連れて行ってくれるのでは、と思い執拗にナースコールを押してまだですか、分娩室まだですかと聞く私。オットも後で、「急にナースコール何度も押すようになってたけどなんで?」と言っていた。

14時頃にやっと分娩室へ。陣痛室には6時間いたことになる。隣の分娩室ではさきほど陣痛室で隣だった方が絶叫中。私は粛々と呼吸法。。が、朝から飲まず食わず、なんだか疲れ切ってしまっていた。頭が見えてきたからもう下から産めます、帝王切開はないからちょっとお水飲みましょう!とお医者さんに言われた時、もういいからお腹切ってくれないかなと思っていた私は「帝王切開の希望はもうないのか」と少しショックを受ける。病室から飲みかけのお茶を助産師さんが持ってきてくれていて、ペットボトルストローは分かりにくい場所にしまいっぱなしで気付かれることなく、ナースステーションにあったストローをさしてくれる。オットが給茶係となるが差し出す角度が悪く、私よりも助産師たちから怒られていた。1時間半位たち、いきむタイミングを待つがなかなかやってこず、助産師2人、お医者さん2人が私の正面に立って赤子の出待ち。早くいきまなくては、というプレッシャーがすごかった。が、疲れ切っている私。こういう時は糖分のある飲み物があるといいんですよ、自販機はすぐそこにありますよと口々に助産師さんがオットに言うが、オット、「ジュース買って来い」と言われている事に全く気付かず。

分娩室に入って2時間、頭大きめみたいだからちょっと切りますね~ということで会陰切開し、なんとか生まれました。予定日も過ぎていたしつるっとした赤ちゃんが出てくるかとおもったけど胎脂まみれ。お医者さんが「胎脂まみれでかわいい~」となんだか理系女子っぽいというか独特の感想を呟いていました。すぐに私の脇に寝かせてもらいましたが疲れ切って呆然としていた私は匂い嗅ぐとかそういう余裕は無し。

後処置中、助産師さんやお医者さんにこんな静かなお産は久しぶり、私達ばっかり喋ってうるさくてごめんなさいねと言われました。褒められた、のか・・?呼吸がすごく上手かったから経腟分娩に拘っている人だと思った的な事も言われました。ナンノコダワリモナイデスと力なく答えました。もっといやだ~痛い~と騒げば帝王切開になっていたのかな。。オットからは普段の武士子と何も変わらない出産だったとこれも褒められているのかよく分かりませんが、そんな感想を頂きました。

とにかく痛いし、これを2回目、3回目に臨もうと考える女性ってすごいなと思いました。私は今はちょっと考えられない。

自宅に帰って来て今日で4日目。沐浴は最中にうんちや、直前におしっこ、最中にベビーバスの栓が緩かったみたいで外れて床が水浸し、など早くも洗礼を受けています。

とりあえず振り返りでした。

39週3日目(妊娠10ヶ月)出てこない

おしるしがあったし、その3日後である妊婦健診の日(タイトルの日数)に釈由美子さんのように「子宮口が結構開いているからこのまま入院」コースがいいなーと期待していましたが、子宮口はガッチリ閉じていました。赤ちゃんは降りてきている、羊水の量に問題無い、あとは陣痛次第と先生に言われました。現在推定3,180g。「陣痛次第」の意味が分かるような分からないような。。エコー写真は10ヶ月にもなるとちょっと飽きてしまい(だってよく分からないんだもの)、家に帰ってからアルバムにしまうために取りだしたら枠外にイラストが。先生による解説絵でした。お股のエコーではお股のイラストと女の文字。顔のエコーでは目、鼻、口のイラストが。初めてこんなの描いてもらいました。向きとか位置とか、イラストがあると相変わらず不鮮明なエコーですが分かったような気がして嬉しかったです。

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現在の体調

体重は臨月になってからは横ばい状態。

2時頃寝て5時前後に1度目が覚めるのは相変わらず。日中も2時間位お昼寝必要。

胎動というよりはお腹の外側に向かって赤子が寄りかかっているようで背中とか足が押し付けられている感じはすごくある。

階段は1階から自分の部屋まで10数階、エレベーターを使わずに歩けるようになる。ただし盛大に息切れはしている。毎日一万歩頑張りたいところだけどあてもなくふらつくのも辛くて、でも7000歩は行くように頑張り中。

尾てい骨が時々ぎゅーんと痛くなる。

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アマゾンファミリーに登録し、おむつとおしり拭きを頼みました。今朝届いたのでリビング、寝室に配置。いよいよって感じがします。しばらく外出はしないだろうし後でいいやと思っていたけどやっぱり可愛いオムツポーチが欲しいなぁと今日は近くのデパートをウロウロしましたが、なんでしょう、なんだか気恥ずかしくて手に取ってじっくり見れません。

森崎友紀さんという料理研究家の方とほぼ週数が同じなので、現在はこの方のブログが気になって仕方無いです。

昨日の夜は「もしかして?」という痛みがあったので陣痛きたかもというアプリを初めて使ってみました。が、あ、やっぱりコレ違うなと思って取消し。このアプリ、オットと共有できるものなので人騒がせだと怒られてしまいました。そんなオットはお客様に連れられて食事した後おかまバーに連れていかれたそうで、私からはお酒をあんまり飲むなと言われている+飲まなきゃ間がもたない+私からのLINEが気になるが紛らわしくも私からはLINEゲームのハートが送られてきたりハートを強請るためのLINEばかりがきて落ち着かない+でも私からのLINE、既読にすぐならないと(陣痛の連絡かもしれないのに自覚が足りないと)後で叱られる+興味無い分野のお店、だったため異常に疲れ切って帰宅してきました。

39週1日目(妊娠10ヶ月)おっとコレは、

昨日の夜、どうもおしるしのようなものがありました。

そして気付けば胎動の様子がずんずんモリモリ動いていたのがちょっと変わったような。動いてはいるんだけど、お腹を見てると激しく右、左と動く感じではなくなっています。いよいよか、いよいよなのか、とおしるしがあってからどれ位で出産か検索しまくり。当日夜に陣痛がある人もいれば、その後1週間でという人もいるようでよく分からないですね。ただおしるし後3日以内というのが結構多い模様。ドキドキします。そしてオットにおしるしがあったっぽいと話したら意外と私以上に動揺していてなんだか安心しました。今朝もじっと黙っていると調子悪いのか、何か体調に異変か、と聞いてきます。とは言っても休日の今日もオットは会社に行きましたが。

これが出産前最後かもしれないと理由をつけて昨日はオザミでランチ。食べ終えてからオットにお祝いでもなんでもないのにオザミってどういうことだと愚痴られましたが本当にこれが出産前最後になるかもと思うと美味しいもの食べられて満足です。その他にも、おそらく常連認定されてそうなお店にはこの1か月でだいたいまわり終わり、しばらく来れないとお店の人と話せたのでオットも満足のようです。

基本的に暑がりの私、オザミの店員さん(フランス人っぽかった)に毛布のようなひざ掛けを渡されて(妊婦への気遣い)戸惑ったり、カルパッチョは生魚だが大丈夫なのかと確認されたり、お肉はウェルダンにしようかと言われたり、臨月にもなるとだいぶそのへん(生もの控えたりとか冷やさないようにとか)テキトーになったものだと感慨深く。

更に、ちょっと迷いつつもまだその前はおしるしも無かったし、すぐに外に出られるところに座れば大丈夫じゃない?となり昨日映画も見てきました。64(ロクヨン)の後編。臨月に映画見れるとは思わなかった。あまり褒められた行動では無いとは思いますが、前編見ていたし後編はテレビかなぁと諦めていたのでうれしかったです。

映画からの帰り道、欲しいけどなんとなく恥ずかしくて買えなかった陣痛時用のテニスボールも購入。なんでしょうね、大きいお腹で明らかにテニスするためじゃなくテニスボール買うの恥ずかしくて。

あとやるべきはアマゾンファミリーの登録とお買い物。オムツは病院で様子見て、、と考えていたけどそう言えば病院は布オムツ使用だから何使ってるかとか様子見ようが無いことにイマサラ気付きました。そして胎児の推定体重が38週3日の段階で2900gなのでSSサイズ(~3000g)でなくても大丈夫そうだな、ということで。

今日はもうちょっと涼しくなったら少しウォーキングして、オットのワイシャツにアイロンかけて夕ごはん準備したら、またドキドキしながら夜を過ごしたいと思います。